カテゴリー: システムエンジニアリング

  • SYS.2 システム要求分析

    • 利害関係者要求と一貫性がある製品要求
    • 製品要求の構造化
    • 製品要求の分析

    注:システム要求を製品要求としました。製品とは物、サービスを含みます。HP制作でいえば、HP制作というサービスになります。

    成果

    • 製品要求の仕様化
    • 製品要求のグルーピング、整理
    • 製品要求の実施優先順
    • 製品要求の正確性、実現可能性の検討
    • 運用環境による影響分析
    • 利害関係者要求と製品要求の紐づけ
    • 製品要求の合意
    • 製品要求の関係者への伝達

    成果物

    • 製品仕様書
    • 製品仕様書チェック結果
    • メール

    基本プラクティス

    利害関係者要求から製品仕様書を作成します。製品仕様書には機能要求と非機能要求を分けて要件定義します。各要件にはテスト方針を記載し、自然言語と準形式記法を極力用いて定義します。

    製品仕様書は各ページの目的別にグループ化します。また、お客様のご予算、希望納期に合わせて各ページの制作優先順位を提案させていただきます。

    製品仕様書に各ページの実現手法(例えばWordPressを使うなど)を記載し、想定工数を記載いたします。

    製品仕様書チェック結果には、お客様が選択されたサーバーのVerの動作保証有無を記載します。

    BP5:一貫性の確保および双方向トレーサビリティの確立

    製品仕様書の各要件はUSDM記法により、根拠として利害関係者要求を記載します。利害関係者要求と製品仕様書の要件は多対多で紐づくことが予想されるため、利害関係者要求からの製品仕様書への紐づけは一覧によりトレースし、製品仕様書から利害県警者要求への紐づけはUSDMの根拠情報として紐づけます。

    お客様にメールで製品仕様書と製品仕様書チェック結果をお送りします。

  • SYS.1 要求抽出

    • 利害関係者のニーズ及び要求を集める
    • 要求の分析とトレース
    • 要求の合意
    • 利害関係者との情報伝達
    • 利害関係者の期待の理解
    • 要求の定義と合意
    • 要求の変更による影響把握
    • 要求の状態
    • 利害関係者要求一覧
    • メール履歴

    BP1:利害関係者の期待事項及び依頼入手

    メインの利害関係者はお客様。お客様のやりたいことを企画書をいただいたり、ヒアリングさせていただきます。ただ、利害関係者はお客様だけではなく、サーバー運営会社様や、HPを見ていただくエンドユーザー、自分達のコンペチターも含まれますので、サーバーの制約やエンドユーザーの期待値なども想定し、利害関係者要求に含みます。

    BP2:要求の合意

    お客様の企画書、やりたい期待値を文書化し、利害関係者要求一覧としてお客様に確認していただきます。問題なければお客様のやりたいこととして要求内容として受領いたします。なお、この合意内容が開発内容と等価になるか否かはまだわかりません。品質、予算、日程を鑑み最適なご提案をすることで、要求内容の一部若しくは変更して実施するということもあり得ます。

    BP3:利害関係者要変更の分析

    状況変化などで利害関係者要求が変更となった場合、その影響を分析し、適切な変更処置若しくは利害関係者要求の要求ステータス見直しをすることになります。

    BP4:要求ステータスの伝達

    利害関係者要求一覧に、各要求のステータス情報を付与し、必要な情報及びデータを利害関係者にメール等で通知します。